ガソリンを購入される皆様へ
ガソリンは、取扱いを誤ると大変危険です。取り扱う際は次の点を確認しましょう。
ガソリンの危険性
〇 ガソリンの引火点は−40℃で、小さな火源でも爆発的に燃焼する物質です。
〇 ガソリンの蒸気は空気よりも重く、穴やくぼみなどに溜まりやすく離れたところにある
火源(ライター等の裸火、静電気、衝撃、電気スイッチの火花等)によって引火する危険
性があります。
ガソリンを取り扱う時の注意事項
購入するときは・・・ ★ 消防法令の基準に適合した容器で購入してください
★ セルフスタンドでは、利用客が自らガソリンを容器に入れることはできません
ガソリン等の燃料を容器で運搬する場合等の留意事項
(1)ガソリン等を金属製の容器(ガソリン携行缶やドラム缶等)で運搬する場合には消防法令上、危険物取扱者
が乗車することまでは求められていません。
防火上の観点から危険物取扱者が乗車されることは望ましいことではあります。
(2)ガソリン等を車両で運搬する場合、ガソリン等を収納した容器の運搬個数に制限はありません。ただし、乗
用車(乗用の車室内に貨物を積むものを含む)によりガソリン等を運搬する場合は22リットル以下の金属製
の容器とする必要があります。
(3)運搬中に危険物が落下・転倒することがないように積載すること。3メートル以上積み重ねて運ばないこと。
(4)大量のガソリン等(ガソリンの場合は200リットル以上、灯油又は軽油の場合は、1,000リットル以
上)を運搬する場合は事故時の火災危険性が高いため消火器を設置するとともに、周囲に大量の危険物を運搬
していることが容易にわかるように「危」と記した標識を掲げる必要があります。
※ 消防署からガソリンスタンドへ、ガソリン等を容器に入れて購入された方に対し、「身分証の確認」や「使用目的」
など確認していただくようお願いしています。ご理解とご協力をお願いいたします。
※ ご不明な点がありましたら担当までご連絡ください。
吉川松伏消防組合消防本部
予防課 予防係
TEL 048−982−3919