放火されない環境づくりのために!!

放火火災は、平成9年以降13年連続して増加しており、出火原因の1位となっています。

吉川松伏消防組合管内でも、「放火」「放火の疑い」が火災原因の上位となっており平成22年10月には、吉川市内で5件の放火火災が発生しています。

放火火災は、自分達の不注意や油断などから起こるものではなく、意図的に火をつける犯罪行為であることから、防ぐのは難しいと思われがちです。

しかし、皆さんのちょっとした心掛け一つで放火のされにくい環境をつくることができます。放火は、人気のない場所、夜間を狙って行われることが多いので、次のことに気をつけ放火

防止対策に取り組みましょう。

全国的な放火火災の傾向と対策

〔放火の実態〕

家の外に出してある不用品、古新聞等に放火される。

郵便受けの新聞やチラシ類に放火される。 

火の着いた紙を部屋に投げ込まれる。

施錠されていないドアから侵入して放火する。

郵便受けに火の付いている紙等を入れられる。

車両のボディカバーに放火される。

連続放火されることが多い。 

車上窃盗、盗難等犯罪行為を隠蔽するために放火される。 

人気の少ない場所に駐車した車両に放火される。

10

長期間留守にしているとき。


〔放火の対策〕

家の周囲には燃えやすい物を置かない。

ゴミは決められた日の朝出す。

道路に溜まった落ち葉等はこまめに取り除く。

自転車カバーは防炎品を使用する。

郵便受けの郵便物はためない。

トラックの荷台に燃えやすい物を積む場合は防炎シートをかける。

塀や生垣等はなるべく低くし、死角を作らないように工夫する。

不用品や古材等は、整理整頓して物置等へ保管する。

門扉、通用口、車庫、物置等のドアは必ず施錠する。

10

郵便受けの新聞やチラシ、洗濯物は必ず屋内に取り込む。 

11

照明器具を設置し、暗がりを作らない。

12

建物の周囲に燃えやすい物を放置しない。

13

長期にわたり家を留守にする時は、新聞などの配達をとめる。

14

ゴミは指定された日時、場所以外に出さないようする。

15

危険性の高い場所は、地域が一丸となって放火防止に努める。

地域が一体となって、放火火災に対する危険度の評価シートを活用して放火対策に取組みましょう。

評価シートA(個人用)

評価シートB(事業所用)

評価シートC(地域用)